fc2ブログ

記事一覧

(2)迎賓館の優雅な内部をご紹介!

IMG_5995_202110202108125c0.jpeg 食事をする前、迎賓館赤坂離宮の本館の内部を見学しました。

 2016年4月から迎賓館赤坂離宮で、建物の内部を見学できる一般公開が行われています。

 迎賓館赤坂離宮は、外国の国家元首や政府のトップ、王族など国の賓客をお迎えした際に、宿泊・晩餐会・お食事会などの接遇・おもてなしを行う国の施設。

 国外からの来賓の方々を迎えるのに支障のない範囲で、可能な限り通年で迎賓館内部の公開が行われます。

 見学が可能なのは、迎賓館赤坂離宮の本館&前庭、主庭、和風別館の3つの施設。見学する施設によって、申込方法、参観料金などが異なります

「前庭」は入場見学自由。事前申込不要。参観料金は大人300円。

IMG_6407.jpeg「本館&前庭&主庭」は、事前予約と当日先着順受付の併用。参観料金は、大人1500円。写真は、チケット。迎賓館を上空から撮影した写真が使われています。

 アフタヌーンティーの予約の1〜2時間前に行くと、ゆっくりと内部が見られます。撮影はNGなので、ホームページのスクリーンショットとポストカードでお楽しみ下さい。

 かつて、紀州徳川家の江戸中屋敷があった場所は、明治を迎え、皇室に献上され、仮皇居などが設けられました。

 この土地の一角に1909年(明治42年)、東宮御所として誕生した日本で唯一のネオ・バロック様式の西洋宮殿が現在の迎賓館赤坂離宮の本館です。

 創建から100年を迎えた2009年(平成21年)には、本館、正門、噴水などが明治以降の建物で、初めて国宝に指定されました。

IMG_6381_20211022122801168.jpeg 正面玄関、中央階段。正面玄関の重厚な鉄扉を開けると、そこは黒と白の市松模様の床に真紅の絨毯が敷かれた玄関ホールです。

 玄関ホールの床は、日本風に言えば市松模様、西洋風に言うとチェスの盤のようなチェック模様で、イタリア産の白い大理石と国産の黒い玄昌石で構成されています。フランスのヴェルサイユ宮殿でも同様の模様を見ることができます。

IMG_6223 (1) 玄関ホールを通った賓客が、イタリア産の大理石の段部に赤絨毯が敷きつめられた中央階段を上がっていくと、金箔で彩られたアーチ状の美しい天井を仰ぎ見ることができます。

IMG_6212.jpeg 紫斑紋が美しい大理石の大円柱。中央階段を上った先の大ホールにはイタリア産のブレッシュ・ビオレットという大理石の柱が8本並びます。

IMG_6058.jpeg 朝日の間。迎賓館赤坂離宮で最も格式の高い部屋です。

 正面玄関から中央階段を上がって、大ホールをさらに進むと朝日の間があります。
 
 創建時は「第一客室」と呼ばれていました。ヨーロッパの宮殿の「謁見の間」に当たる部屋です。

 現在は、賓客のサロン(客間・応接室)として使われ、表敬訪問や首脳会談等も行われます。

 47種類の色の糸で織られた敷物。床に敷かれた敷物「緞通(だんつう)」は、桜花をモチーフにしたもので、この微妙な色調の変化をつけるために、47種類の色の糸が用いられています。

 この糸の使い分けが、日本風の繊細なぼかしを表現し、部屋全体に落ち着いた雰囲気と格調を醸し出しています。

IMG_6388.jpeg 女神オーロラの天井画。室名の由来にもなった天井画は、フランス人画家が描いたもので、朝日を背にした暁の女神オーロラが、左手に月桂樹の小枝を、右手には四頭の白馬の手綱を持ち、颯爽とチャリオット(香車)で天空を駆けている姿が描かれています。
 
IMG_6214_20211020223016d78.jpeg 小磯良平作 「絵画」と「音楽」。朝日の間の扉の左右の壁には小磯良平氏が描いた「絵画」「音楽」と題された油彩画が飾られています。

IMG_6038.jpeg 彩鸞(さいらん)の間。霊鳥が見守る部屋。迎賓館の正面玄関の真上の部屋で、朝日の間と相対し、創建時は第二客室と呼ばれていました。

 現在は、鳳凰の一種である「鸞(らん)」と呼ばれる架空の鳥のデザインのレリーフがあることから彩鸞の間と呼ばれています。この部屋は、条約の調印式、首脳会談などに使用されます。

 シャンデリアには、クリスタルガラスを主体とし、吊り具の鎖には赤、黄、緑のリボンが付いています。このリボンは、フランスのグラン・トリアノン宮殿を参考にして付けられたものです。

IMG_6055_20211020220854ec5.jpeg 羽衣の間。天女が舞う華やかな舞踏室。

 羽衣の間は、迎賓館の西側に位置します。名前は、謡曲「羽衣」の景趣を描いた大絵画が、天井に描かれていることに由来しています。

「鏡と金色と緋色」の華麗な大部屋で、かつては舞踏室と呼ばれていました。雨天時の歓迎式典や晩餐会の招待客に食前酒が供されるところでもあります。

 この部屋を照らす3基のシャンデリアは、クリスタルガラスを主体に約7000個ものパーツを組み合わせた当館において最も大きく、最も豪華なものです。

 輝く装飾の中には、洋風の仮面や楽器など、舞踏室にふさわしいモチーフが散りばめられています。

IMG_6395.jpeg オーケストラボックス。部屋の北側の中二階には、舞踏会を催す際に音楽を演奏するオーケストラボックスがあります。

IMG_6044_20211022145745ec6.jpeg
IMG_6389.jpeg 花鳥の間。花鳥の間の名は、天井に描かれた油絵や壁に飾られた七宝焼が花や鳥を題材にしていることに由来しています。

  かつては「饗宴の間」と呼ばれ、現在では主に公式晩餐会が催されるほか、記者会見の場として使用されています。

 スピーカーが組み込まれたシャンデリア。1基が1125㎏もある当館で最も重いシャンデリアには球形のスピーカーが組み込まれています。

 ボランティアのガイドさんがいたり、音声ガイドのヘッドホンが200円で借りられたりするので、お部屋の詳細がわかります。

IMG_6011_20211020211241024.jpeg 国宝の迎賓館赤坂離宮の正門。

IMG_6021_20211020211511e8f.jpeg 正面玄関。

IMG_6032.jpeg 正面外観。

IMG_6024.jpeg 南面外観。
関連記事

コメント

豪華ですね〜 格調高い雰囲気が伝わってきます
地震や戦争があったのに こうして残ってるのが奇跡ですね

前記事のアフタヌーンティーの記事も楽しく読ませていただきました
どれも美味しそう♪



Re: ✨

raffineさん、こんにちは。カエルのロビンです。コメント、ありがとうございます。

本当に地震や戦争があったのに、残っているのが奇跡ですね!

関東大震災は、いまから98年前の1923年。迎賓館が建てられたのは、1909年。地震の前に建てられていたのですね。

二度の戦争で空襲があったのに、標的にされなかったのも、すごいことです。

アフタヌーンティーの記事、楽しく読んでいただき、ありがとうございました!

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

カエルのロビン

Author:カエルのロビン
フリーランスの記者&編集者。星野源と加瀬亮が好きといえばオシャレだと思っている。何歳からアラフィフか母親と協議中。数年分の旅行記と食べ歩き日記を順次アップしていきますので、よろしくお願いいたします。
★リンクフリーです。

FC2ランキングに参加しています。

人気ブログランキングに参加しています。

カレンダー

10 | 2021/11 | 12
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 - - - -

カエルのロビンのカウンター